しかく

しかく
I
しかく【刺客】
暗殺をする人。 しきゃく。 せっかく。

「~をさしむける」

II
しかく【四角】
(1)正方形・長方形など四隅に角(カド)のある形。 また, そのさま。

「~な机」「真~」

(2)態度などの折り目正しいこと。 また, 真面目すぎて堅苦しいさま。

「あまり~な事をいうな」「~に堅くろしく, すはつて見ても何とやら/当世書生気質(逍遥)」

~な文字(モジ)
角ばった文字。 仮名に対して, 漢字のこと。

「祖父は~をば読んだ人でござんす/にごりえ(一葉)」

III
しかく【始覚】
〔仏〕 教法を聞き, また自らの努力によって, 初めて迷いを去り悟りを開くこと。
本覚
IV
しかく【死角】
(1)銃砲の射程内にあるが, 地形や構造物などのため, あるいは銃砲自体の構造のため, 射撃できない区域。
(2)ある角度から見ることができない範囲。 ある位置・立場からは観察できない箇所。
V
しかく【然く・爾く】
〔古くは漢文訓読に用いられた語〕
そのように。 そんなに。

「~平気な男も時々は歓楽の飽満に疲労して/門(漱石)」

VI
しかく【視覚】
外界からの光を刺激として生じる感覚。 ヒトでは光が目の網膜を刺激し, そこに生じた神経興奮が大脳の視覚野に伝えられたときに生じる。 明暗覚・色覚・形態覚・運動覚を含む。 視感。
〔sight の訳語〕
VII
しかく【視角】
目と物体の両端を結んだ二直線のなす角の大きさ。 この角度が大きいと物が大きく見える。
VIII
しかく【詞客】
詩歌・文章を作る人。 文人。
IX
しかく【詩客】
詩を作る人。 詩人。
X
しかく【詩格】
(1)詩を作る規則。 詩の法則。
(2)詩の風格・品位。
XI
しかく【資格】
(1)あることをする場合の, その人の立場や地位。

「個人の~で発言する」「どういう~で参加したのか」

(2)一定のことを行うために必要とされる条件や能力。

「教員の~をとる」「議員の~を失う」「~を欠く」「受験~」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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